今日の原稿

書いた仕事などについて

お仕事

自分は良くても他人には良くないこと

撮影スタッフを引き連れてお祭りの取材。普段はインドアで原稿を書いているか、取材といっても屋内でじっくりインタビューするかしかなく、屋外イベントで見聞きしたことを書くような仕事は珍しい。自分からそういう仕事を取りに行くことはなく、カメラマン…

変な書き方」で勝負してはいけない。

文筆業志望の方から「この作品をどうすればいいでしょうか」という相談仕事が持ち込まれることが多い。 3〜4ヶ月に1回くらい。私は割と「読める」というか、構造の欠陥みたいなことなら指摘できるんですね。一応、書く方の気持ちも理解できるものですから…

コピペすんなよ

今日は大学の集中講義の採点作業。日本人、中国人、ベトナム人の混成クラスで、課題レポートの日本語レベルがバラバラ。 日本語の出来不出来で評価すると日本人が圧倒的有利なので、採点基準は「オリジナルの文章か」「頑張って書いているか」あたりに置くし…

とても深い取材をする理由

某社で取材。とはいえ、そこの社長は最近話し込む機会が多く、今さら取材すべき内容が見当たらず、つまり1秒も話を聞かなくても原稿を自動生成できるくらいの勢いである。しかし「話している」写真が必要なため、カメラマンを同行して2時間ほど会話をした…

私語をする生徒への注意の仕方

「君たちは、授業を『各科目について教えてもらう時間』と勘違いしているのではないか?」「もし君たちが、自宅でレンタルなどして映画を観るとする。それがとんでもないゴミのような作品だったとき、君たちはその場で中断することができる」「しかしこれが…

作家になりたいという気持ちの「痛さ」が理解できるが故の「痛み」について

堂島ホテルが営業終了するらしい。ということで堂島ホテルの思い出、というほどでもない出来事について。 大阪の堂島ホテル、年内で営業終了 著名人らが愛用:朝日新聞デジタル 数年前、ある編集者に「小説を読んでアドバイスしてほしい」と頼まれた。自分に…