今日の原稿

書いた仕事などについて

とても深い取材をする理由

某社で取材。
とはいえ、そこの社長は最近話し込む機会が多く、今さら取材すべき内容が見当たらず、つまり1秒も話を聞かなくても原稿を自動生成できるくらいの勢いである。
しかし「話している」写真が必要なため、カメラマンを同行して2時間ほど会話をした。
その気になれば15分くらいで帰ることもできたのだが、「今日は2時間くらいかな? だったらお昼に寿司を取るけど」と言われてしまった。
私にとっての寿司とは馬にとっての人参のようなもので、目の前にぶら下げられたら走るしかない代物であり、理性的には早く帰って片付けねばならないことが山のようにあるにも関わらず、「そうですね。2時間ほど」と返答してしまい、とんでもない深掘りの取材を続けた次第である。